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カレーのアップデート

カレーのアップデート。

つい先日、めちゃくちゃめちゃくちゃ美味しいインドネシア料理を食べた。
骨つきの鶏モモ肉に、グリーンチリのペーストが絡みついた1品。
インドネシア人スタッフからもらった美味しいお昼ご飯だった。

いや、美味しいでは済まない。
衝撃的すぎた。
こんなに美味しい料理がインドネシアにもあったんだと。

この感覚、大学卒業前に神奈川で食べたパキスタンカレーの時のようだ。
あ、こんなに美味しい食べ物が世界にはあるんだって。
パキスタンはいけないけど、インドにカレー食べに行こうって決めた瞬間だった。


そんな感覚が、そのチキンにはあった。
そして、カレーをアップデートしようと思った。

思えば、インドを自転車で走り回ってカレーを作って食べていたのはもう10年前。
年間300食くらい食べていたのももう、5年以上前。
昔の話を引きずりながら、カレーカレー言うのもカッコ悪い。

赤羽根、シンガポールからカレーのアップデート。
流行りも、味も、スパイスも、文化も、カレーにまつわること。昔みたいに、やってみよう。
きっと、鰻家さんにもいいことあるよ、だって、同じ食べ物だから。







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日本のカレー

時々、無性に食べたくなる、日本のカレー。

日本のカレーって、
きっと色々な定義や人それぞれに見解があると思うのだが、
僕の見解は1つ、給食のカレーと固形ルゥのカレーに尽きる。
いや、それでは2つだ。

給食のカレーはもう、食べることができない思い出の味。
固形ルゥのカレーは大人になっても食べられる、スタンダードな日本のカレーだと思う。

ここ、シンガポールでも、大人気の賄いの1つだ。
僕が使うのは、いつもジャワカレー。
これさえあれば、シンガポール人も、マレーシア人も、タイ人も、
誰でも美味しい日本のカレーができる優れもの。
だって、好きな具材を煮込んでジャワカレーを入れてさらに煮込むだけだ。

簡単にして美味しい。
まさに最強の日本カレーだと思う。

今日は、マレーシア人が作ってくれた。
ランチが思いのほか忙しく、時間がないからジャワカレーにしたらしい。
なるほど、日本で主婦の間に固形ルゥが広まっと時と同じだ。
短時間で美味しくは、世界共通なのかもしれない。

日本のカレーはやっぱり最強だ。

2018年4月12日 オープン

2018年4月12日
シンガポールのセントラルエリア、
ロバートソンキー(Robertoson Quay)というエリアに僕のいる鰻屋さんがオープンしました。




オープン当時はすごかったですよ。
連日60人待ち。ランチ休憩に入る暇なんて全くありません。

鰻ブームの到来もあって、新しい物好きなシンガポール人がこぞってやって来ました。
寝ても覚めても鰻鰻鰻な毎日です。


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今でもよく、お客さんから日本に本店はあるのかと聞かれるのですが日本に本店や支店はないんです。
ぜひ、シンガポールまで食べにきてくださいね。





シンガポールの鰻屋さん

来月で、シンガポールに来て2年になります。

すごく濃い、
学びのある毎日を、
鰻の煙にまみれながら過ごして来ました。

そう、2012年に下北沢でオープンさせた旅×カレーの店主(僕)は、今シンガポールの鰻やさんで店主をしています。




元々カレー屋さんから飲食業をスタートさせた僕。
旅×カレーを始めた時も料理ができた訳ではなく、「旅をしたい、世界中の人に会いた、そしてインド人に日本のカレーを食べさせたい」それだけの想いで、”新卒”という就職のプレミアを捨ててのスタートでした。

もちろんカレーは今も大好きだけど、鰻屋さんだって良いじゃない。
今だって旅の途中だし、毎日たくさんのお客さんと会って笑ってる。


何もわからず、ただただ毎日鰻を焼き続けた1年目。
スタッフの大切さを学んだ2年目。
3年目は、もっと広い視野を持ってお店と向き合うこと。

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プロフィール

赤羽根 祐司

Author:赤羽根 祐司
◆鰻家一の字 オーナーシェフ
◆シンガポール在住
◆元旅人

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